気づけば君が近くにいてくれた






あれから罪悪感でいっぱいで、アオイさんとは距離を置いている。


何度かダイレクトメールにアオイさんから連絡が来ていたけれど、ずっと未読無視をしてしまっている。


きっとアオイさんのことだから謝罪のメッセージや励ましのメッセージをくれているのだろうけど、見るのが怖かった。


だって、アオイさんは悪くない。


アオイさんがせっかく私が1歩を踏み出せる機会をくれたのに、そんな優しさを踏みにじってしまったのだから。


ゴールデンウィークだからか、SNSには旅行に行ったとか友達とご飯に行ったとか、楽しそうな投稿ばかりが並ぶ。


なんだかそんな投稿を見るのも嫌になって、SNSの通知も切り、アオイさんのメッセージだけでなくアプリ自体見ないようにした。



「はぁ」



……暇だな。


いつものことだけれど。


平日だから……休みの日だから……で変わるわけじゃない。


いや、最近の平日は香純ちゃんと藤波くんが来てくれていたから楽しかったかもしれない。


また2人と会いたいな。


香純ちゃんと藤波くんの話を聞いているだけでも楽しい気持ちになるんだ。


人と関わってこんな風に思うなんて、本当にいつぶりだろう。