気づけば君が近くにいてくれた




《嫌々行ってもつまんないし、行きたくなったら行けばいいんだよ!》



昭子おばあちゃんが戻って行ったあと、アオイさんから帰ってきたのはそんな言葉。


それが心の救いだった。


つまんないから行かなくてもいい。


無理に行く必要なんかない。


行けなくても大丈夫。


そう言ってくれているみたいで、罪悪感が少なくなった。



《アオイさんは学校?》



8時半を過ぎた頃から返事が来なくなった。


これは中学生の頃からずっと変わらない。


土日は時間問わず返事をくれるけれど、平日の朝から夕方までは返ってこないし、タイムラインにも新着投稿はない。


私とは違ってちゃんと学校に行っているんだろう。


偉いなぁ、アオイさん。


きっとたくさんの友達に囲まれて、楽しい学校生活を送ってるんだろうな。


アオイさんも同い年だから高校生になったばかりで、新しい学校にわくわくしながら登校してるはず。



───羨ましい。



それが私の素直な気持ち。