気づけば君が近くにいてくれた






次の日の朝。


カーテンの隙間からうっすらと漏れる陽の光が眩しくて目が覚めた。


一応かけていた目覚ましよりも早い起床だ。


どちらかと言えば朝起きるのは苦手だし、目覚ましが鳴っても止めてからまた二度寝したいタイプ。


それなのに自然に目が覚めてしまったから、すっきりしてしまっていて二度寝する気持ちにはなれない。


仕方なく目覚ましのアプリを自分で開いてオフにした。



……できれば、今日は起きたくなかったんだけれど。



今日から、高校の授業が始まるから。


昨日のアオイさんからの言葉で心が軽くなったとはいえ、学校に行くことが怖いことに変わりはない。


今考えるだけでも手が震える。


今日はどうしよう。


そんなことをベッドに寝転がったまま考えていると、まだ6時になったばかりだというのにスマホの通知音が鳴った。


こんな朝早くから誰だろう。