気づけば君が近くにいてくれた






《今日もジャージ着て待っててね!》



次の日の夕方。


いつものように香純ちゃんと藤波くんが来てくれるのを待っていると、メッセージが届いた。



今日もジャージ?


……っていうことは、またあの公園へ行って鬼ごっこでもするんだろうか?



久しぶりに思いっきり体を動かして遊んで、体力が落ちていたせいで疲れもなかなか取れないし、筋肉痛も酷いけれど、なんだか気持ちはすっきりしている。


何よりもとても楽しかった。


そんなこともあって、疑問を感じるのと同時に楽しみでもある。



───ピンポーン



香純ちゃんと藤波くんだ。


そうこうしているうちにインターホンが鳴り、2人が家にやって来た。



「香純ちゃん、藤波くん、こんにちは」



ドアを開けて2人を出迎えると、もちろんジャージ姿でそこに立っていた。



「こんにちは、実桜ちゃん!準備もばっちりだね!」



私の格好を見て、香純ちゃんが手のひらを出した。


それに合わせてハイタッチを交わす。