気づけば君が近くにいてくれた




アオイさんからの返事は、毎回すぐに返ってくる。



《最近のミオちゃん、楽しそうだね!メッセージのやりとりだけだけど、イキイキしてる!》



イキイキしてるか。


自分ではあまり大きな変化を感じられていなかったけれど、周りからはそう見えているのだろうか。


素直にアオイさんからそう言われて、嬉しかった。


相変わらず学校には行けてはいないし、香純ちゃんと藤波くんがいない昼間は、部屋に引きこもりっぱなしなのは今も変わらない。


でも、毎日がすごく楽しい。



《きっと仲良くしてくれている友達のおかげかな》



香純ちゃんと藤波くん。


目をつぶって考えれば、すぐに浮かんでくる2人の笑顔。


2人は私に同情の目を向けたり、差別をしたりしない。


片寄 実桜という1人の人間を見てくれる。


私の全てを受け入れてくれる。


だから、香純ちゃんと藤波くんといると、本当に居心地がいい。