気づけば君が近くにいてくれた




アオイさんとの通話が終わったあと、すぐにメッセージアプリを開いた。


普段は家に遊びに来てくれた時に会って話すことが多くて、滅多に動いていなかったグループトーク。


メンバーは、私と香純ちゃんと藤波くんの3人。


このグループトークが動いている時も、私からメッセージを送ることは少なく、見ていることの方が多かった。


そんなグループトークに、初めて自分から2人にメッセージを送る。



《昨日は本当にごめんね。明日、ちゃんと2人に私のことを話したい》



何度も文面を書いては消してを繰り返し、やっと完成したメッセージを緊張で手に汗を握りながら送信した。



「……っ」



そのメッセージにすぐ既読がつく。


心臓がドクンドクンと大きな音を立ててうるさい。



香純ちゃんと藤波くんは、どう思っているだろうか?

私にもう一度会ってくれるだろうか?



アオイさんは、きっと喜んでくれるはずだって言ってくれた。


そして、きっとその2人なら、私の全てを受け入れてくれるんじゃないかって。


だから、決めたんだ。


私の過去をちゃんと2人に話そうって。


この左頬の火傷跡のことも、不登校になって家に引きこもるようになってしまった理由も。


私の全てを。