皆さんこんにちは。ここから、作者によるあとがきです。

多分多くの人が、初めましてではないでしょうか。

野いちご読者様の皆さん、初めまして。どうも、作者の桜崎と申します。

私の名前は覚えて帰らなくて良いので、瑠璃華ちゃんと奏君のことは覚えて帰ってあげてください。

ようやく、ようやくです。

ようやく、野いちごさんに引っ越してきて、初めての単発オリジナル作品を公開することが出来ました。

実はこの作者、しばらく前に、他携帯小説アプリから引っ越してきた新参者でして。

以前はそのアプリの方で、そりゃもうアホみたいに、ポンポン色んな作品を書いてきたんですが。

そちらのアプリ(モパスベbook)が過疎化してきたので、野いちごさんに引っ越してきたんですね。

で、野いちごさんに引っ越してきて、一番最初に投稿したのは、モパスベ時代の作品の続編の続編。

野いちご住民の皆さんは、きっと「なんやコイツ?」となったに違いないことでしょう。

大丈夫、私もそう思ってました。

いきなり訳分からん作者がやって来て、別アプリの続編モノです!どうぞ読んでください!って言われても。誰が読むかって感じですよね。

でもそれは仕方ない。引っ越し自体も急遽決まったことだし、既に書き始めてたものだから、途中でやめられなかった。

じゃあ、引っ越してきて二番目の作品こそは、オリジナル作品を書いて、一気に野いちご住民の皆さんに、桜崎の存在を主張していこう。

と、思ったら、二番目の作品も、続編の続編の続編の続編の…えぇと、今何回言いました?

とにかく、これまたモパスベ時代の私の代名詞とも言える作品の、続編モノ。

最早、野いちごで新規さんを獲得する気がないのではないかこの作者、と誰もが思ったに違いないでしょう。

大丈夫、私もそう思ってました。

そして今回、引っ越してきて三作目になる、こちらのアンドロイドが。

ついに三度目の正直、ようやくオリジナル新作になります。

桜崎、お前…新作…書く気あったんだな。

ありましたよ。本当は二作目の時点で新作書くつもりだったのに、どっかのエロマフィアがさぁ。

仕方ないでしょ。

今こうして新作出したから、許して。

如何でしたでしょうか。このアンドロイド。

実は今、あとがき書いてる途中なんですが、この作品のタイトルは決まっていません。

まさかと思ったでしょう?

まだタイトルも決まってない作品の、あとがきを書いているとは。

大丈夫、私もそう思ってます。

タイトルは…あとがきを書いてから考えるよ!

だから、今こうしてこのあとがきを読んでくださっている皆さんは、現在あとがきを書いている私の知らない、この作品のタイトルを知ってるんですよ。

そう思うと、作者の置いてけぼり感。

それはともかく、ここまで読んでくださった皆さん。

野いちご新規さんを始め、モパスベ時代からお付き合い頂いている、心優しき読者様。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。心から感謝します。

モパスベ時代の私を知っている読者様からしたら、「あれ?コイツにしてはページ数少ないな」と思ったことでしょう。

いや、普段は四捨五入したら1000ページとか、余裕でしたからね。

今回は、野いちごさんで新規を獲得しようと、この作品を書いたので。

ちょっと、読みやすいページ数にしてみました。

ちなみにこの作品、続けようと思ったら続けられるので。

もしこの作品に反響がありましたら、続編書く気はあります。

あまり反響がないようでしたら、これで完にするつもりです。

書くの苦しくはないんですが、やっぱりエロマフィアとかクロノスタシスに比べると、モチベーションがね。どうしても劣るので。

反響があれば瑠璃華ちゃんの続編を、特になければ次は…。

まぁ、お察しの通りということで。

次は順番的に、シルナだな。



さて、既にこの時点で超長くなってますが。

登場人物紹介していきます。

まず堂々主人公。久露花瑠璃華さん。

本名と言うか、正式名称は、

『Neo Sanctus Floralia』第4局所属『新世界アンドロイド』、Sクラス1027番、コードネーム『ヘレナ』です。

名前長っ。

まぁ、瑠璃華ちゃんって覚えておけば大丈夫です。

私さっきから、オリジナル新作ですとか言いながら。

モバスペ時代からお付き合い頂いている方なら、こう思ってると思います。

思いっきりモバスペ時代のネタ入れてんじゃねぇか!って。

はい。人造聖宝具とか、『Sanctus Floralia』とか、思いっきりモバスペ時代に書いた作品のネタですね。

ちなみに『Neo Sanctus Floralia』は、『Sanctus Floralia』の派生組織です。

で、『Sanctus Floralia』が何物かと言うと、アリューシャを超絶スナイパーにした、シュスリーさんを始め。

『黒く染まりし十字架〜』シリーズの、奏都がいる組織ですね。

つまり『新世界アンドロイド』もまた、擬似『聖宝具』の一種なんですね。

昔の作品過ぎて、モバスペ時代の読者様も忘れてそう。

なんのこっちゃ、って感じだと思いますけど、これは裏設定みたいなものなので、特に気にしないでください。

さて本題に戻りましょう。

まず瑠璃華ちゃんの名前ですが、今回の作品は、「登場人物全員珍しい名字」というのと。

「主要人物の名前には、必ず『色』を表す漢字が入る」のがコンセプトだったので。

名字は、黒をもじって久露花。

下の名前は、ダイレクトに瑠璃にしました。

瑠璃に何故華をつけたかというと、その方が華やかで良いなーとか、呼びやすいかなーみたいな、そんな理由だった気がします。

それでフルネームは、久露花瑠璃華になりました。

ふと思ったんですけど、この名前。

習字で書くとき、絶対潰れるわ。

そんな瑠璃華ちゃん、初期の頃と比べると、だいぶ人間っぽくなってて、マジで『人間交流プログラム』パネェ。

ちなみに、野いちご住民さんにプチ情報。

実は桜崎は、女の子主人公を書くのがとても苦手です。

モバスペ時代から通算して、私50作品くらい書いてますけど。

多分9割は男主人公。

だから今後、またオリジナル新作書くときがあったら、そのときは男主人公なんじゃないかな。

女の子って、何考えてるか分かんないんですよ。

その点瑠璃華ちゃんは、アンドロイドという特性上、何考えてるか分からなくても書けたので、楽でした。

誰かが何か喋った後に、「と、誰々は言いました」って必ず書いてますが。

あれは桜崎の作風ではなく、瑠璃華ちゃんだけに適用されている、謂わば瑠璃華ちゃん仕様です。

他の作品では、そんな風には書いてません。

瑠璃華ちゃんだけです。

更にこの瑠璃華ちゃん、学校にいるときは、ただの中二病天然少女ですが。

それは通常モードであるからです。

戦闘モードになると、背中から羽根が生えたりミサイルが出たり、やべー戦闘機みたいになります。

むしろ、そっちが彼女達『新世界アンドロイド』の本分なので。

舐めてたら、痛い目を見るどころか、普通に死にます。

爬虫類とか食虫植物など、こちらに危害を加える(?)可能性のあるものに、異様に警戒していたのはそのせいです。

まぁ、瑠璃華ちゃんが気づいてないだけで、ただ単に、そういうものに興味津々なだけなのかもしれない。

彼女がヘビとかワニとか深海魚とかに、興味津々なせいで。

私、めっちゃ調べましたよ。ヘビとワニと深海魚。

ごめんな瑠璃華ちゃん。私では、君と話が合いそうにない。

ヘビがもう…画像だけで泣きそうだった(涙)。

奏君、君はよく付き合った。偉いぞ。

得意な人は全然平気なんだろうけど、私は駄目そうでした。

今更言うまでもないですが、瑠璃華ちゃんは美少女です。

何だいきなり。

いや、美少女って皆好きだろ?私も大好きなんだよ。

続編があれば、また会おうぜ。



次、奏君ですね。

彼のフルネームは緋村奏。例によって、色に関する漢字が入ってますね。

瑠璃華ちゃんの個性が、かなり強烈なので。

奏君の性格は、かなり草食系です。

ルレイアとかとは正反対だな。

そういえば、私車椅子のキャラを書くのは初めてでは?

少なくとも記憶にはありません。如何せん50作くらいは書いてるんで。

と、思いましたが、なんか書いた覚えあるわ。『――とちょっと変わった友達達』にいたような気がする。気のせいか?

それはともかく、車椅子生活の男の子です。

私自身は、誓って差別意識はありませんが。

この学園、奏君に対して酷過ぎないか?

入学して以来、あんな扱いばっか受けてたら、そりゃ卑屈にもなりますよ。

直せよエレベーター。

体育なんか、参加どころか、カウントすらされてない。

そりゃ瑠璃華ちゃんブチギレですよ。

周囲も酷いですよね。てめー邪魔だから学校来んな、とか。おまけに幽霊呼ばわり。

この学校の倫理観、どうなってんの。

だからこそ、瑠璃華ちゃんが来て、初めて自分を一人の人として認めてくれる存在が出来て。

相当嬉しかったでしょうね、奏君。

そして抱いたほのかな恋心は、全く瑠璃華ちゃんに届いていません。

可哀想。

ちなみに奏君は、瑠璃華ちゃんのことを普通の人間だと思っています。

瑠璃華ちゃんが必死に自称する『新世界アンドロイド』は、周囲の人間がそう思っているように、あくまで瑠璃華ちゃんの「中二病設定」だと思ってます。

しかし奏君が周囲の人間と違うのは、この中二病設定を馬鹿にするのではなく、瑠璃華ちゃんの個性の一つだと認めているところですね。

何なら、「あぁ、今日も元気に中二病頑張ってるなぁ。可愛い」くらいに思ってそう。

まぁ、普通転入生のクラスメイトが「私はアンドロイドです」とか言い出したら、「中二病かよ」って思いますよね。誰しも。

そんな瑠璃華ちゃんの中二病設定を、広い懐で受け入れている奏君。

良い奴だな。

ちょっと卑屈過ぎるっていうのと、草食系過ぎるのがアレですが。

それは単に彼が、自分に自信がないだけです。

これから瑠璃華ちゃんと、共に過ごしていけば。

いつか奏君も、もっと自分に自信が持てるようになるんじゃないかな。

あと、君、もうちょっとガッツリ行かなきゃ、瑠璃華ちゃんへの恋心、気づいてもらえないぞ。

ファイト。

続編があれば、また会おうぜ。

そろそろ文字数制限に引っ掛かりそうなので、次ページに進みます。