甘くて危険な彼氏




私は首を横に振る。

そんなことない、


むしろ、



「もっとしてほしい、」



廉くんを見上げて言う。


「っ、」


廉くんが息を飲むのがわかった。


「そんなこというと、帰してあげられなくなるよ?」


「...いいよ」


もっと廉くんが欲しい。

この私の熱い体温全部廉くんに伝わればいいのに、