自然と優しい言葉が出た。 僕がこうやってお母さんを許せるのは、何もかも投げ出して諦めていた僕に代わって、春香が怒り、泣いてくれたからだ。 僕と一緒に悩んでくれた、いつでも寄り添って、僕にとっていい道を探してくれた。 お母さんと僕を繋いでくれた。 ────僕達は数年間の溝を埋めるように、これからもっと沢山の話をしなければならない。 ***