そう思った直後、彼の顔がまた近づき。 私は布団を被ってガード。 いやとかではない。 嫌じゃないし、彼の熱は気持ちいいけど……このまますればまたやられっぱなしになる。 それがやっぱり悔しいから隠れた私。 だけど、彼は気に入らないみたいで……。 布団を勢いよく引っ張ってめくると、近づいて……。 唇に、キスをひとつ。 触れるだけで離れると、彼は至近距離で笑う。 また私の反応を見て楽しむかのようなその顔。 ……ほんと、ずるい男だ。 “続きはまた今度”じゃないじゃん。