BLACK KINGDOM -夜明けまで、熱く愛して-


なんか、知らない間にヘンな流れになっている。


「開吏くん、お願いだからいったん落ち着いて〜」


迫ってくる彼の胸板をぐぐぐと押し返す。



「やだ。てか本来、これがQUEENの仕事なんだから抵抗しちゃだめじゃないですか」

「そうかもしれないけど、わたしまだ……」

「ああ、ショジョなんでしたっけ? 今どき珍しいけど、だからこそオレは興奮するっていうか」


そう、昨日は千広くんに助けられたけれど、QUEENに指名されたからには逃れられない運命。


黒帝の子たちは皆“そーいうこと“を経験済みだから、いい加減わたしも腹をくくらないと……とは思う。


思うけど……!


「じ、実は、わたし……っ」


思い切って、告白を試みる。

うん?と首を傾げる開吏くん。