BLACK KINGDOM -夜明けまで、熱く愛して-


「っうぅ、……は、ぁ」


行き場のない熱がくすぶって、もどかしさが募る。

熱くて、千広くんが言っていたように、まともな思考すらできなくなりそう。


どうなっちゃうの?
こわい……。

不安から、千広くんの背中にすがるように腕を回した。



「……なんだよ」

「あの、水飲みたいっ…体の奥のほう、あつくて、もうなんか……っ」


こんなところでまた涙が出てくるのは本当におかしいと思う。

だから、これ以上おかしくなる前にどうにかしないと……という思いで必死に相手を見つめる。


「おねがい……」

「……っ」

「ちひろくん、」

「うるさい。もうわかったから。……すぐ持ってきてやる」