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「冷静になったか」
髪を乾かして、千広くんがお風呂から上がるのをベッドの上で待っていた。
ブレーキが緩んでいたとはいえ、一世一代の勇気を振り絞ったわたしのお願いを、
千広くんは「いったん落ち着いてから物を言え」と、言葉であっさり片付けた。
正気じゃないって思われたみたい。
たしかにさっきは冷静ではなかったけれど、お風呂に入ったからと言って千広くんを好きな気持ちが変わるわけもなく。
「冷静になったけど、……やっぱり一緒にいたい」
どうせ明日から会えなくなるから。
それどころか、大河くんと同じ赤帝に行ったことがバレたら一生嫌われるかもしれないから。
どう思われてもいいから、最後くらいは一緒にいたい。
抱きしめてほしい。
キスしてほしい。
それじゃ足りないくらい……愛されたい。
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「冷静になったか」
髪を乾かして、千広くんがお風呂から上がるのをベッドの上で待っていた。
ブレーキが緩んでいたとはいえ、一世一代の勇気を振り絞ったわたしのお願いを、
千広くんは「いったん落ち着いてから物を言え」と、言葉であっさり片付けた。
正気じゃないって思われたみたい。
たしかにさっきは冷静ではなかったけれど、お風呂に入ったからと言って千広くんを好きな気持ちが変わるわけもなく。
「冷静になったけど、……やっぱり一緒にいたい」
どうせ明日から会えなくなるから。
それどころか、大河くんと同じ赤帝に行ったことがバレたら一生嫌われるかもしれないから。
どう思われてもいいから、最後くらいは一緒にいたい。
抱きしめてほしい。
キスしてほしい。
それじゃ足りないくらい……愛されたい。



