BLACK KINGDOM -夜明けまで、熱く愛して-


反乱軍……?

いったい、なんの話……。



「じゃあね、安斉。オレが絶対助けてあげる。学校は違うけど……そのうちまた会えると思うから」



置いてけぼりをくらっているうちに、大河くんは背を向けてしまう。

なにも言葉を返せないまま、その姿は暗い非常階段へと消えてしまった。



「ついて行かなくていいのかよ」



抑揚のない声が落ちてくる。



「お前、黒帝(ここ)から逃げたいんだろ」



こういうとき、咄嗟に笑顔を作ってしまうのはどうしてだろう。



「でも、QUEEN投げ出したら罰せられるし、怖いし、しょうがない、から……」



本音とまったく別のことを言ってしまうのは、本当に、どうして――。