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「あやるちん〜今日は冽様と開吏くんは来ないの?」
「冽くんたちは来ない、と思うけど」
「やだやだ会いたい! なんで来ないの、みんな朝からずっと冽様たちを待ちわびてるんだよ!?」
「いやあ、わたしに言われても……」
ヒナタちゃんががっくりと肩を落とす。
わたしたちの会話を盗み聞きしていた子たちも同様、ため息をつくと残念そうにスマホをいじり始めた。
──現在、5限目後の休み時間。
先週、冽くんと開吏くんがうちのクラスに現れたことで、なんと今日、授業の出席率100%という脅威の数値を叩き出してしまっていた。
黒帝ではまずありえないこの光景。
噂を聞きつけた他クラスの人まで授業中にぞろぞろと覗きに来る始末で、先生たちは誰もが目を丸くしていた。
なにがすごいかって、こうして集まるのが女の子だけじゃないってこと。
BLACK KINGDOMに憧れを抱く男子は相当な数いるみたいで
「どうやったらお近づきになれるか、気に入ってもらえるか」みたいな会話が男子グループからちょくちょく聞こえてくる。
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「あやるちん〜今日は冽様と開吏くんは来ないの?」
「冽くんたちは来ない、と思うけど」
「やだやだ会いたい! なんで来ないの、みんな朝からずっと冽様たちを待ちわびてるんだよ!?」
「いやあ、わたしに言われても……」
ヒナタちゃんががっくりと肩を落とす。
わたしたちの会話を盗み聞きしていた子たちも同様、ため息をつくと残念そうにスマホをいじり始めた。
──現在、5限目後の休み時間。
先週、冽くんと開吏くんがうちのクラスに現れたことで、なんと今日、授業の出席率100%という脅威の数値を叩き出してしまっていた。
黒帝ではまずありえないこの光景。
噂を聞きつけた他クラスの人まで授業中にぞろぞろと覗きに来る始末で、先生たちは誰もが目を丸くしていた。
なにがすごいかって、こうして集まるのが女の子だけじゃないってこと。
BLACK KINGDOMに憧れを抱く男子は相当な数いるみたいで
「どうやったらお近づきになれるか、気に入ってもらえるか」みたいな会話が男子グループからちょくちょく聞こえてくる。



