すると、なんということか。
戸惑いつつも、みんな大人しく席につき始めるではないか。
「BLACK KINGDOMの命に逆らった人は……わかるよね。かつての生徒会と同じ目に、遭いたくないでしょ?」
冽くんが最後に笑顔の圧をかければ、さっきまでの騒がしさが嘘のように静まり返る。
ええ、嘘でしょ、ええ………?
息をすることすら憚る状況になってしまった。
「おお、ラッキ〜。るーちゃんの両サイドの席空いてるじゃあん。僕が左で、開吏クンが右ね!」
「おけでーす」
当たり前のように隣に座ったふたりに、もう開いた口がふさがらない。
チャイムから数分後。
遅れてやってきた先生は、これでもかっていうほどにびっくりしていて、目を何度もぱちぱちさせていた。



