「……」 「……」 「……」 あーちゃんも、桃華も、私も。 これを3週間で仕上げてきたの……? 言葉にできないほど、遥たちのパフォーマンスに圧倒されていた。 「なんか……すごかったね」 「うん……」 気づいたときにはもう、お客さんが立ち始めているところで。 「あとは、結果を待つだけだね」 「うん……」 もう、それ以上はなにも言えなかった。