むり、とまんない。



っ、なんでバレてるの……っ!!


遥エスパー?

ていうか、一番とかどうでもいいから、ちゃんと先生の話聞いて!!

もう、なにも頭に入ってこない……。


『あー……かわいい。
やば、めちゃくちゃキスしたい。
今日、押し倒してもいいよな』


「だっ、だめに決まってるでしょ!?」

「俺、なんも言ってないけど?」


「こら、そこ!
静かに」


「すみません……」


っ、もう、遥のせいで怒られた!!

しかも注目浴びちゃったし……!


っ、あーちゃん!!

笑わないで!!


離れた席なのに、どうやら今の私の状況を理解したらしいあーちゃん。

口、押さえてるけど肩震えてるからバレバレだよ。

小声で言ったつもりだったのに、遥には返事されるし、地獄耳の先生には聞こえちゃうし。


っ、もうっ、最悪だ……!!

反省して遥!!


一番後ろの席なのをいいことに、キッ!と顔をあげて隣を見る。