むり、とまんない。



い、イチャイチャって……!


なんか勝手に話進んじゃってるけど、私、遥と同居するの!?

今付き合ったばかりのこの状況で!?


しかも明日から!?


今こうしえ隣にいるだけでもいっぱいいっぱいなのに、

朝から夜までいっしょだなんて、心臓もつ気がしないよ……。


「で、でも、遥はいいの?
私とふたりで……」


「いいにきまってる。
つーか、ふたりが戻ってきてもこのまま一生胡桃とふたりだけがいい」
『胡桃は俺とふたりは、いや?』


「っ、あ……えっと、」


一生って……。

杏と桃華がいる手前、遥の顔は変わらずクールなままだけれど。


『俺は胡桃とふたりになりたいし、離れてたぶん、少しでも長くいっしょにいたい』


「っ……」



『胡桃は俺と同じ気持ちじゃねーの?』


ゆっくり隣を見れば、私を見つめるその瞳が切なげに揺れた気がして。


「私だって、いやじゃない、よ……」


胸がきゅうっと鳴る中で、自分が今言える精いっぱいの答え。