「天女様…。」 白蛇族が皆、血まみれで倒れている中、月影が泣きながら私のことを呼んだ。 視線を移すと母親に守られるように返り血を浴びた月影がいた。 「月影っ」 「天女様…母上が…母上が」 月影の母親の息を確認するも、すでに手遅れだった。 「天女様…母上助かりますよね?」 「…」 「母上、起きてください…母上…」 月影が隣で母親をゆすって起こそうとする。 いくら天女の私でも死んだものを生き返らすことはできない。 「…天帝・天后、これはどういうことです」