赤い羽を取り、あとは白蘭に返す。 天界に白蘭もつれていきたいが今は人間の身だ。騒ぎになると面倒だ。 不思議そうに見つめる白蘭に私は優しく言い聞かせた。 「白蘭。私は少し出かけなければならない。遅くても三日以内には帰ってくるから家からでないように。よいか?」 家には十分な食料もある、ここには盗賊もでないし、あとは法術で家の周辺に結界を張ろう。 そうすれば他の者に見つかることはない。 人間界と天界では時間が経つ速度が違う。 いそいで戻れば二日、遅くても三日には戻る。