何をあんなに拗ねているんだか…。
気にしないようにしようとも思ったが、どうしても昨日何が起こったのか知りたい。
でも紅蓮は話そうとしないわ。
そうだ!こういう時こそ、木蓮さんの出番よ!
白蘭は急いで身支度を終えると木蓮がいる食事処まで向かった。
「白蘭いらっしゃい!」
「木蓮さん。相談があるの」
「なになに~?紅蓮のこと?」
「そう」
ニヤニヤしながら、からかおうと思っていた木蓮だったが、あっさりと認める白蘭に驚きすぐに席についた。
「何よ白蘭!やっぱり一緒に住んでいて、ついに一線を越えた?」
「何言ってんのよ!そんなんじゃなくて」
「じゃあ何、相談って」
「それが…」


