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【人間界】


「んー…」


朝日に顔をしかめながら起きる白蘭。


しばらく空中を見つめると頭痛が襲いこめかみを抑えた。


頭、痛い。それよりも昨日どうやって寝床に入ったのか記憶にない。


これが俗に言う二日酔いってこと?


幸い、ここは薬が豊富にある。


白蘭は起き上がると月影が作った薬を飲んだ。


すると頭痛が徐々に良くなった。


「さすが月影の薬ね…それより紅蓮は…」


家の中に紅蓮の姿は無く探そうとしたとき家の扉があき彼は帰ってきた。