紅蓮は不服そうながらも作業に戻る。 無事に薬草も摘み終わり家に着く。 いつも通りに料理の支度をしようとしたら隣に紅蓮がきた。 「なに?」 「手伝う」 「料理出来るの?」 「出来る」 自慢げに言う紅蓮を見て白蘭は頷いた。 「じゃあ料理をお願いね!私は薪を取ってくるから」 帰ってくると紅蓮が、おにぎりを作って待っていた。 「さあ。食べろ。白蘭」 形は悪いけど美味しそうね。