✾✾
「世蘭ちゃん、誕生日おめでとう!」
「ありがとう!」
長かった夏休みが終わり、2学期初日。
昨日で17歳を迎えた私は、登校して1番、月香ちゃんに誕生日プレゼントをもらった。
「開けていい?」
「どうぞどうぞ!」
赤いリボンが付いたピンクの紙袋を早速開封。
両親からは、誕生日ケーキと、新しい動物の図鑑を買ってもらった。
月香ちゃんは何だろう。確か実用的な物を選んだって言ってたっけ。
ボールペンセットとか、スケジュール帳とかの文房具類かな?
「ん……? これは……」
「ふふふ。ベルちゃんとお揃いになれるグッズだよ!」
「えー! ありがとう!」
中に入っていたのは、ヒョウ柄のスカーフとバニティポーチ。まさに、ベルの柄とそっくり。
さらに。
「あれ? このポーチ、イニシャル入ってない?」
「うんっ。これ、私が作ったから」
「ええっ⁉ 手作りなの⁉」
なんとポーチに至っては、材料を1から集めて、夏休み中に作り上げたとのこと。
開けてみると、蓋の内側にポケットが3つあり、収納力も抜群。
「世蘭ちゃん、誕生日おめでとう!」
「ありがとう!」
長かった夏休みが終わり、2学期初日。
昨日で17歳を迎えた私は、登校して1番、月香ちゃんに誕生日プレゼントをもらった。
「開けていい?」
「どうぞどうぞ!」
赤いリボンが付いたピンクの紙袋を早速開封。
両親からは、誕生日ケーキと、新しい動物の図鑑を買ってもらった。
月香ちゃんは何だろう。確か実用的な物を選んだって言ってたっけ。
ボールペンセットとか、スケジュール帳とかの文房具類かな?
「ん……? これは……」
「ふふふ。ベルちゃんとお揃いになれるグッズだよ!」
「えー! ありがとう!」
中に入っていたのは、ヒョウ柄のスカーフとバニティポーチ。まさに、ベルの柄とそっくり。
さらに。
「あれ? このポーチ、イニシャル入ってない?」
「うんっ。これ、私が作ったから」
「ええっ⁉ 手作りなの⁉」
なんとポーチに至っては、材料を1から集めて、夏休み中に作り上げたとのこと。
開けてみると、蓋の内側にポケットが3つあり、収納力も抜群。



