ぐいっとのぞき込む瞳が作り物みたいにキレイで、少しだけ怖く感じる。離れたくても、足がすくんで動かない。
「血のにおいがする」
「えっ? あっ、さっき怪我……したから」
ノエルくんの眼が、きらきらして星みたい。目をそらせない。
もし魔法にかけられていたら、こんな感じで身動きが取れないのかな。
「だいじょうぶ?」
クスリと笑いながら、ノエルくんが貼ったばかりの絆創膏をはがした。
「なに……するの?」
頬に柔らかい感触が押し寄せてきて、動けない私はぐっと目をつぶる。
ノエルくんの唇が頬に当たって、それから傷口をなめた。
「や、やめて……」
声に力が入らなくて、弱々しい声を出すのが精一杯。心臓の音が早くなって、頭が回らなくなってきた。
「ボクのこと、怖いの?」
金色の髪をさらっと揺らして、首をかしげている。子どもがすねるように、口をとがらせて。
「血のにおいがする」
「えっ? あっ、さっき怪我……したから」
ノエルくんの眼が、きらきらして星みたい。目をそらせない。
もし魔法にかけられていたら、こんな感じで身動きが取れないのかな。
「だいじょうぶ?」
クスリと笑いながら、ノエルくんが貼ったばかりの絆創膏をはがした。
「なに……するの?」
頬に柔らかい感触が押し寄せてきて、動けない私はぐっと目をつぶる。
ノエルくんの唇が頬に当たって、それから傷口をなめた。
「や、やめて……」
声に力が入らなくて、弱々しい声を出すのが精一杯。心臓の音が早くなって、頭が回らなくなってきた。
「ボクのこと、怖いの?」
金色の髪をさらっと揺らして、首をかしげている。子どもがすねるように、口をとがらせて。



