パタパタとスカートをなびかせながら、丘の上を歩く。さすがに、もう誰の姿も見えない。この辺りに住んでいる人は、少ないらしい。よかった、と思いながら足を止める。
森の入り口に来て、優希ちゃんの話を思い出した。
『で、こっからが肝心なんだけど、その悪魔はーー』
お皿が割れて、途中で聞きそびれてしまったけど、あのあと何を言おうとしてたんだろう。
たぶん、この森のことなんだよね。信じないにしても、なんだか気味が悪い。
森の前を小走りで通り過ぎて、家に着くまでしばらく走り続けた。
リビングに入る前に、洗面室の脱衣所でまだ乾ききっていない制服を脱ぐ。
お姉ちゃんたちに知られたくないけど……くんっと匂いをかいで固まる。洗うわけにはいかないし、塩の匂い……どうしたら取れるだろう。
リビングの方で、バタンッとドアの閉まる音がした。この慌ただしさは、お姉ちゃんだ。
部屋着に着替えてから、こっそりとリビングへ入る。何かあったのか、お姉ちゃんがぐったりとソファーへ倒れ込んでいた。
森の入り口に来て、優希ちゃんの話を思い出した。
『で、こっからが肝心なんだけど、その悪魔はーー』
お皿が割れて、途中で聞きそびれてしまったけど、あのあと何を言おうとしてたんだろう。
たぶん、この森のことなんだよね。信じないにしても、なんだか気味が悪い。
森の前を小走りで通り過ぎて、家に着くまでしばらく走り続けた。
リビングに入る前に、洗面室の脱衣所でまだ乾ききっていない制服を脱ぐ。
お姉ちゃんたちに知られたくないけど……くんっと匂いをかいで固まる。洗うわけにはいかないし、塩の匂い……どうしたら取れるだろう。
リビングの方で、バタンッとドアの閉まる音がした。この慌ただしさは、お姉ちゃんだ。
部屋着に着替えてから、こっそりとリビングへ入る。何かあったのか、お姉ちゃんがぐったりとソファーへ倒れ込んでいた。



