ため息を吐きながら悪魔を自分のなかへ納めると、影楼先生がルキくんの背中へ手を当てる。
「これは、さすがの私でもどうにもなりませんね」
もう一度深くため息をついて、首をふる。
ずっと黙っていたレイ先輩が、ジリジリと近付く吸血鬼たちに札を見せてつぶやいた。
「なぜ止めた。作戦がムダになっただろう。勝手な暴走をするな」
パパパッと札を投げつけて、飛びかかろうとしていた吸血鬼の動きを止める。
ノエルくんも、唇に人差し指を当ててから、まわりに向けて投げキッスをした。すると、残りの吸血鬼もバタバタと倒れてしまった。
「やはりダメか。もう少し、私の血を与えた方が良かったか」
面白くなさそうに、ドラレス伯爵がワイングラスを置く。
「女神よ、もう充分楽しませてもらった。早くトドメをさせ」
ルキくんの呼吸が浅くなってきた。
向こうから、ドラレス伯爵が圧をかけてくる。
なんでこうなっちゃうのかな。いつも私は、足手まといになるだけ。
「これは、さすがの私でもどうにもなりませんね」
もう一度深くため息をついて、首をふる。
ずっと黙っていたレイ先輩が、ジリジリと近付く吸血鬼たちに札を見せてつぶやいた。
「なぜ止めた。作戦がムダになっただろう。勝手な暴走をするな」
パパパッと札を投げつけて、飛びかかろうとしていた吸血鬼の動きを止める。
ノエルくんも、唇に人差し指を当ててから、まわりに向けて投げキッスをした。すると、残りの吸血鬼もバタバタと倒れてしまった。
「やはりダメか。もう少し、私の血を与えた方が良かったか」
面白くなさそうに、ドラレス伯爵がワイングラスを置く。
「女神よ、もう充分楽しませてもらった。早くトドメをさせ」
ルキくんの呼吸が浅くなってきた。
向こうから、ドラレス伯爵が圧をかけてくる。
なんでこうなっちゃうのかな。いつも私は、足手まといになるだけ。



