「なんとか、なるよ。どうにか出来る」
他にも方法があるはず。
また純血の剣でひと思いに刺せば、倒すことが出来るかもしれない。
ドラレス伯爵をキッとにらみつけ、素早く剣の先を首へ突きつける。
「女神よ、早まるな。今や我々は仲間も同然。刃先を向ける相手が違うだろう」
余裕ある笑みをこぼしながら、ドラレス伯爵は視線をずらす。
「君を消したがっているのは、ヤツだ」
「そんなことない!」
でも、ルキくんは伏し目がちにいるだけで、何も答えてくれない。
ーー純血の女神なんて関係ない。
ーー俺たちは、仲間だ。
そんな言葉を期待していたのかもしれない。
「どうして……なにも言わないの?」
ドラレス伯爵へ向けていた剣が、力なくだらんと下がる。
これじゃあまるで、ほんとにいなくなってほしいみたいじゃない。
そのとき、どこからか羽根を羽ばたかせる音が聞こえた。
他にも方法があるはず。
また純血の剣でひと思いに刺せば、倒すことが出来るかもしれない。
ドラレス伯爵をキッとにらみつけ、素早く剣の先を首へ突きつける。
「女神よ、早まるな。今や我々は仲間も同然。刃先を向ける相手が違うだろう」
余裕ある笑みをこぼしながら、ドラレス伯爵は視線をずらす。
「君を消したがっているのは、ヤツだ」
「そんなことない!」
でも、ルキくんは伏し目がちにいるだけで、何も答えてくれない。
ーー純血の女神なんて関係ない。
ーー俺たちは、仲間だ。
そんな言葉を期待していたのかもしれない。
「どうして……なにも言わないの?」
ドラレス伯爵へ向けていた剣が、力なくだらんと下がる。
これじゃあまるで、ほんとにいなくなってほしいみたいじゃない。
そのとき、どこからか羽根を羽ばたかせる音が聞こえた。



