「2人のヒミツにしたいんだってー。ジュリちゃんって、カワイイよね。好きになっちゃいそう」
「誤解招くような、変な言い方しないで」
わざとらしく私の腕に絡みついて、ルキくんの反応を試している。
誰かを好きになることはないって言い切っておいて、よくそんなデマカセを言えたもんだ。
は・な・れ・てと、ノエルくんを推しはがす。
「……ふーん」
なんともないような顔で、ルキくんは前を歩いていく。
こうして私が誰かと仲良くしてても、何も思わないのかな。もしかしたら、少しくらい嫉妬してくれるかもなんて、うぬぼれてるよね。
さらに奥へ向かうと、城の大きな扉が現れた。次は扉の横に、天使の銅像が置かれている。
押しても引いてもびくともしない。
「また鍵がかかってるのかな?」
扉のまわりには、鍵穴らしき物は見当たらない。
さっきの門番の悪魔みたいに、血でも差し出すのかな。でも、天使は口を閉じている。
「吸血鬼の世界に鍵なんてないよ」
「全く無意味なものだからね」
当たり前のように、2人は顔を見合わせた。
「誤解招くような、変な言い方しないで」
わざとらしく私の腕に絡みついて、ルキくんの反応を試している。
誰かを好きになることはないって言い切っておいて、よくそんなデマカセを言えたもんだ。
は・な・れ・てと、ノエルくんを推しはがす。
「……ふーん」
なんともないような顔で、ルキくんは前を歩いていく。
こうして私が誰かと仲良くしてても、何も思わないのかな。もしかしたら、少しくらい嫉妬してくれるかもなんて、うぬぼれてるよね。
さらに奥へ向かうと、城の大きな扉が現れた。次は扉の横に、天使の銅像が置かれている。
押しても引いてもびくともしない。
「また鍵がかかってるのかな?」
扉のまわりには、鍵穴らしき物は見当たらない。
さっきの門番の悪魔みたいに、血でも差し出すのかな。でも、天使は口を閉じている。
「吸血鬼の世界に鍵なんてないよ」
「全く無意味なものだからね」
当たり前のように、2人は顔を見合わせた。



