ふわふわしていた意識が戻った。話を聞く前と同じように、テーブルを囲んで座っている。
「体は何ともないか?」
「……大丈夫だと、思う」
頭の中にナレーションのような音が入ってきて、映画を見ているみたいに映像が映し出されていた。
モラナが、そっと私の胸に手をかざす。
「赤い月が現れて、再び純血が蘇る。その話には、続きがあるんじゃ」
気を集めているのか、モラナが手に力を込める。体が熱くなってきた。
胸の奥から、何かが湧き上がってくる感じがして、その場で崩れ落ちる。
呼吸が荒くなってきて、となりに座るルキくんの腕を強く掴んだ。苦しくて、思うように息が出来ない。
「……小嶺!」
ゆっくり息を吸って、吐く。繰り返していると、荒い呼吸が落ち着いて、胸の熱が引いていく。
力なく倒れる体を、ルキくんが抱き止めてくれた。
「純血がよみがる時、新たな闇を生み出すと伝えられた。封印が解けて、再び闇が動き出すだろうと」
私の左手を掴むと、モラナが水晶玉の上へ乗せる。ノエルくんに噛まれたところの血が滲んで、ゆっくりと消えていく。
「体は何ともないか?」
「……大丈夫だと、思う」
頭の中にナレーションのような音が入ってきて、映画を見ているみたいに映像が映し出されていた。
モラナが、そっと私の胸に手をかざす。
「赤い月が現れて、再び純血が蘇る。その話には、続きがあるんじゃ」
気を集めているのか、モラナが手に力を込める。体が熱くなってきた。
胸の奥から、何かが湧き上がってくる感じがして、その場で崩れ落ちる。
呼吸が荒くなってきて、となりに座るルキくんの腕を強く掴んだ。苦しくて、思うように息が出来ない。
「……小嶺!」
ゆっくり息を吸って、吐く。繰り返していると、荒い呼吸が落ち着いて、胸の熱が引いていく。
力なく倒れる体を、ルキくんが抱き止めてくれた。
「純血がよみがる時、新たな闇を生み出すと伝えられた。封印が解けて、再び闇が動き出すだろうと」
私の左手を掴むと、モラナが水晶玉の上へ乗せる。ノエルくんに噛まれたところの血が滲んで、ゆっくりと消えていく。



