俺の言うとおりにしてください、お嬢様。





なんかその言い方恥ずかしいからやめてほしい…。

神聖な脚って何なのっ!

わたしの周りの執事さんは変態執事ばっかりだ…。



「てか、ニーハイ下ろすってエロすぎだろ」


「なっ、なに言ってるの!変なこと考えてたらクビだからねっ!!」


「考えてませーん。ただ下心が無いと言ったら嘘になるけど」


「なにそれ…っ!あっ、痛い…っ」



ピリリッと、傷口に消毒液が滲みてしまって思わず震えた。


どこから出したの…?

携帯用の消毒液なんか持ってるなんて。



「痛いの?どんな感じに?」


「どんな感じってっ!滲みるの…、もっと優しくして……、」


「…うん、優しくする。あ、でも次は俺の顔見ながら痛がれよ」



なに言ってるの……。

なんで笑ってるの、わたしが痛みに顔を歪ませて震えれば震えるほどに嬉しそうだ。


やっぱりこいつは悪魔だ…。

優しいと思っていたのは錯覚だったのかもしれない、たぶん幻覚だ。



「消毒液やだ…、痛いもん…っ、やめて、」


「うん、やめない。バイ菌入っちゃうほうが後々もっと痛いよお嬢様」


「もう早乙女…っ!ひゃっ…!」


「……俺ヤバい、確かに変態かもしんない」