エイミー「それに負けじとイギリスの女性たちも、ゲインズバラ・ハットと呼ばれる大きな帽子をかぶったの」

美桜「帽子!女性には欠かせないアイテムね。花やリボンで華やかにしていたって聞いたことはあるな」

エイミー「この流行った帽子は、普通の帽子の倍大きな帽子だよ。ビーバーの毛皮でできていて、帽子のてっぺんにはダチョウの羽があしわられて、より背が高く見えるようになっていたんだ」

氷翠「背が高い方が魅力的なのかしら?」

美桜「魅力に感じる身長はきっと人それぞれだよ」

エイミー「この帽子は社交界の女性たちに大人気で、帽子屋さんには注文が殺到したんだよ」

琥白「こんなにでっかい帽子被ってたら動きにくそうだな」

蓮「そういえば、ヘアスタイルも変わったものがあったんだっけ?」

エイミー「そうだよ!1700年代にかつらが流行すると、フランスとイギリスの貴族は男女とも、独創的で大げさなデザインにしようと競いあったんだ」