(仮)愛人契約はじめました

「……は?」

「お前、席替えのとき、持ってたろ、三番の札。
 だから、三番、お前のイメージだったんだ」

 当たったな、すごいだろう、と子どものように無邪気に言い、はははは、と蓮太郎は笑う。

 どうしよう……。

 唯由がついて来ていないのに気づき、蓮太郎が振り返った。

「どうした?
 何処か行くんじゃないのか?」

 は、はいっ、と慌てて階段を下りながら、ちょっと泣きそうになっていた。

 どうしよう。

 私……


 この人のこと、好きかもしれません。