ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~

先にアーサーがよじ登って、その後に私を引っ張り出してくれる。



こんなことが続いていて彼が仕事している所をまだ見ていない。



「ねぇ、あんた毎日この罠にハマってるの?」



「え!?そんな事ないよ!?

今日はたまたまだから!
いつもならもっと華麗に交わせるはずなんだけどな〜?」



目が泳いでる。嘘だ。


私もこのやり取りが続きすぎて疲れてきた。