ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~

「やっぱ俺天才!ルチア様可愛い〜っ!

少しでもさ自分をお洒落にすると気分が晴れない?」



「確かに、顔の血色もいい感じに見える。

でも、気分はいつもと変わりはないわよ?」



「嘘つき。寝れてないでしょ?

肌の調子を見ればわかるよ。」



彼は、職業間違えたのかと疑いたくなる。


誤魔化そうとしても肌の調子などで分かってしまうらしい。



「まぁ、寝れてないのはいつもの事だから大丈夫。」



「無理は駄目だからね?

じゃあ、朝食で皆にこの綺麗な姿見せてから行こう!」



そうだ朝食まだだったんだ。


この姿皆に見せるのは勇気いるかも。



ものすごく恥ずかしい……っ!



「ま、待って!

今日は私部屋で食べる!」



「え、何言ってるの?

この姿見せないのは勿体ないよ。

それに、ルイと朝食と夕食は一緒に食べる約束したんでしょ?」