ほんとに騎士団長か疑ってしまうほど美容に詳しく、櫛で梳かす手つきはとても優しい。
「見て。ルチア様には特別に。
まだ流通してないんだけどこれコテって言って
ね、この丸い形状に熱が通っていて、少しづつ
髪の毛を取って挟みながら巻くとカールがつけ
られるんだ。」
見たことない物体だった。
素手で触ったら火傷を負うほど丸い形状部分に熱を持っていた。
「ほんとにそんなので巻けるの?」
「巻ける巻ける。
ルチア様は毛先だけ巻くのが似合いそう。」
手際よく私の髪を手に取り、巻いていく。
「…凄い…。」
「ルチア様似合ってる。可愛いよ!」
気づいた時には、直毛だった私の髪は毛先がクルクルになっていた。
「これからアレンジして、少し化粧もしてみようか。」
「見て。ルチア様には特別に。
まだ流通してないんだけどこれコテって言って
ね、この丸い形状に熱が通っていて、少しづつ
髪の毛を取って挟みながら巻くとカールがつけ
られるんだ。」
見たことない物体だった。
素手で触ったら火傷を負うほど丸い形状部分に熱を持っていた。
「ほんとにそんなので巻けるの?」
「巻ける巻ける。
ルチア様は毛先だけ巻くのが似合いそう。」
手際よく私の髪を手に取り、巻いていく。
「…凄い…。」
「ルチア様似合ってる。可愛いよ!」
気づいた時には、直毛だった私の髪は毛先がクルクルになっていた。
「これからアレンジして、少し化粧もしてみようか。」



