ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~

「ちょ、あんた何考えてるの!?」


そう、ジェラルドの唇だった。

今までそんなことされたことなかったから、びっくりして過剰な反応をしてしまった。

多分ここは、無反応が正解だった。


「俺の普通はこれだ。」


「おい、ジェラルド!
いい加減にしろ、ルチア様に失礼だぞ。」


「そうだそうだ!フロイドもっと怒れ〜!」


ジェラルドは普通だと言い切り、フロイドが叱り、アーサーは早く風呂に入ればいいのに何故かまだいる。


そして、アランは先程から無言の圧をジェラルドへ投げかける。


「ここは一旦引くとしよう。
行くぞルチア!」


「だから、なんで私を巻き込むのよ!?
降ろしてってば!」


細身なのに力はあるようで、私を軽々と片腕で抱え込み走り出す。


「今日は、お前と悪戯を見物すると決めたからだ。」


「私は、ほっといていいから!」


「次は、外に仕掛けを作ってて、そろそろ掛かる時間なんだ。」


この人全然人の話聞かない!

マイペース通り過ぎて勝手すぎる!