ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~

「ぎゃーーーっ!!
はちみつだぁーー!

俺、今髪の毛いい感じにセットしてテンション上がってたのに〜!!

アラーン!フロイドー!助けて〜っ!」


彼は、わざとだろと思うくらい綺麗にはちみつを被った。


そして、1人なのによく喋る。

彼もまた騎士団長の1人だろう。


ジェラルドは腹を抱えて笑っている。


「おはよう、アーサー!

今日も面白いものを見せてもらった。」


「ジェラルド!!

お前はいつもいつもいつも悪戯ばっかり!
このガキ!!」


「ガキの悪戯にいつも引っかかってるやつもガキだと思うが。」


「何〜っ??」


ほんとにあのわかりやすい仕掛けに引っかかる人いたんだ……。


これは私のど偏見だけど、確かにアーサーという人は引っかかりそう。


「アーサー!ジェラルド!
朝からなんの騒ぎだ!!」


私たちが待ち伏せしていた側から、別の男性の声がする。


怒っているけど、優しそうな声音。


「ルチア??
なんでお前もいるんだ?」


聞き慣れた声。

アランも一緒だった。