「なんで?ルチア様は僕が怪我した時に助けてくれたもん!」
「私も、先の戦いで救われました!」
「ルチア様がルミナスの光でこの国を守ったところを見ました!」
「ルチア様を避けていたのに俺たちを、見捨てないでくれたおかげで死者がほとんど出なかった」
批判の声はなく、あの男の子の一声に便乗して次々と温かい言葉、拍手が起こる。
こんなに私を認めてもらえると思ってなかったから、何か言わなくちゃなのに声が出ない。
「ルチア本当に頑張った。
お前が最後まで諦めなかった結果だ。」
足が震えてよろけそうな所を、私よりも一回り二回り大きな身体が支えてくれる。
出会った頃からずっと変わらず、真っ直ぐな瞳。
私の腰に手を回したまま、人々の前へ出る。



