ちらりとアランを横目で見ると、思い出したのかとでも言うように目を見開いていた。
約束を守ってくれなかったら…あの日アランと出会わなければ私は今のこの温かい光を一生知らなかった。
「彼は、どんなに突き放しても、不幸が起きても決して見捨てることなく自分の信念を貫いた。
闇から光へ、絶望から希望へ。
私の生きる世界を変えてくれました。
私は……アラン・クラークをクリスタル王国国王として選定します。
彼なら、もし私のように暗闇を彷徨っていても彼の温かい光が包み込んでくれる。」
『やっぱり俺はお前を見捨てることはできねーよ。俺が騎士になったのは誰一人欠けることなく、その心の光を守ることだ』
『もう、絶対に危険な目に合わせない。
ルチア、15年前の約束を果たす。』
『俺は、ルチアが災いを齎すなんて1度も思ったことがない。』
彼から言われた言葉ひとつひとつが、心の奥底にしまってある。
ここからが私がみんなに伝えたい事。



