ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~



どうして私がいるのとでも言うように、レイの時とは違ってざわついた。



目を瞑って大きく息を吸って、1度落ち着かせる。




「私は……ずっと暗闇を彷徨っていました。
何かに縋ることも、期待することもなくただ時間が過ぎるのを待つだけ。」



さっきまでざわついてたのが嘘のように静まった。


長くなるけど私の想いが届いて欲しい。


私はまた言葉を紡ぐ。




「そんなある日、偶然か必然か。
ルベライトの騎士団長、アランと出会いました。
彼は幼い頃、この王国に困っている人がいたら助けると私に約束してくれました。

“誰にだって心があってそれぞれ色んな色の光を宿してる。その光を守っていくのが魔法石を手にした7人の騎士”という言葉を胸に」



少しずつ思い出した。小さい頃の記憶を。


城から追放されてまだ間もない時、私と同じくらいの男の子が泣いてた。



アルラーナ村から少し離れた花畑で。



私を助けてくれると約束した男の子がアランだったんだ。



ずっと私との約束を守ってくれてた。