「ルチア、準備はいい?」
「うん、大丈夫」
お父様に認められ、戴冠式兼ルミナスお披露目会の準備をしてきた。
そして今日がその当日。
王都は、ルミナスが誰を国王として選ぶのか、ルミナスであるレイに人目会おうと賑わっていた。
お披露目する時のテラスから覗くと多くの人が待ち構え、テラスを見上げてる。
大丈夫。言いたいことちゃんとまとめたからあとは本番を待つだけ。
騎士団長は既にテラスへ出て整列していた。
「今日は、戴冠式兼ルミナスお披露目会に足を運んで頂きありがとうございます。
戴冠式の前に…ルミナスお披露目会ですが、ルミナスは私ではありません。
先の戦いで、命懸けで国を守り多くの命を救った私の姉がルミナスです。」
レイは1歩、2歩とゆっくり下がり、あなたの番よというように視線を促す。
私も、すれ違うようにゆっくりと前へ。
人々が見える位置まで移動する。



