事件から数日が経ち、私はまた城へ戻っていた。
レイも回復して、レイの部屋へ呼ばれたところ。
「ルチア、あなたのおかげですっかり良くなったわ」
「それは良かった。
…用件は、他にあるのよね?」
「相変わらず察しがいいね。
ルミナスが目覚めたことで、1週間後にお披露目兼7人の騎士団長から国王を選びその戴冠式を行うとお父様から言われたの」
「ああ、私ではなくレイをルミナスにって言われた?」
今回の件で、散々好き勝手してきた。
国王の許可なく、和平条約を結び本来死罪にするところも見逃した。
そんな私より、自分の言う通りに動かせたレイをルミナスにするというのはあの人の考えそうなこと。
もし、レイがそうすると言うのなら私は従うまで。
影から彼女を支えるから。



