温かい…。
「ルチア様、俺レイ様が好き…。
レイ様は俺にとって命の恩人なんです。」
「うん、大丈夫。必ず助けるから信じて」
今にも泣きそうなのはノアだった。
天邪鬼で絶対にこんなところで言わないのに…。
彼にならレイを任せられる。
レイにゆっくりと歩み寄り、膝をつく。
「レイ…今まで突き放すようなことをして本当にごめんなさい。
もう、あなたを1人にしたりしない。
お母様が私に託したペリドットを、今度は私の魔力を込めてあなたに託すわ。
私たちでお母様の願いを叶えるの。
だから、目覚めて…!」
魔力を集中させて、私に溶け込んだペリドットを形にして取り出す。
そして、レイの身体に近づけるとペリドットは溶け込んだ。
あとは、本人次第。



