「あの日、最後あなたの記憶を消した後にペリドットと一緒に私の最後の魔力をあなたに渡したの。
魔力が暴走してしまったら1度だけ止められるように。
だから今まであなたから状況を把握できた」
お母様が言うには、意識を飛ばした後にペリドットに私を守るように術式を組み込んだらしい。
今まで死ねなかったのもこれで納得できた。
ずっと守られてたんだ。
「ルチア…あなたなら絶対できる。
…っ!そろそろ時間が近づいてきたみたい。
レイにも挨拶しなきゃね。
私の残りの魔力をレイに渡すから、あなたも外側からさっきみたいに魔力をあてて」
「お母様、ずっと私を信じてくれてありがとう。
レイと2人でお母様の願いを必ず叶えてみせます。」
お母様の姿が段々と薄くなっていく。
立ち尽くす私に近づきもう一度優しく抱きしめてくれる。
「最後に…私はルチアがどんな決断をしても絶対にあなたの味方だから。
世界で1番愛してるから。
本当はもっともっとあなた達と一緒に過ごしたかった。
大変でしょうけど、アルシュファンの事も頼んだわよ。
ルチア…私の元に生まれてきてくれてありがとう。
私を…母にしてくれて本当に、ありがとう」
お母様の言葉が光が溶け込むように私に入ってくる。
とても温かい。
冷静でいるはずなのに涙は止まらなくて。
でも、私は立たなくてはいけない。
前へ進まないといけない。
私に…全てを守れる力を…!
魔力が暴走してしまったら1度だけ止められるように。
だから今まであなたから状況を把握できた」
お母様が言うには、意識を飛ばした後にペリドットに私を守るように術式を組み込んだらしい。
今まで死ねなかったのもこれで納得できた。
ずっと守られてたんだ。
「ルチア…あなたなら絶対できる。
…っ!そろそろ時間が近づいてきたみたい。
レイにも挨拶しなきゃね。
私の残りの魔力をレイに渡すから、あなたも外側からさっきみたいに魔力をあてて」
「お母様、ずっと私を信じてくれてありがとう。
レイと2人でお母様の願いを必ず叶えてみせます。」
お母様の姿が段々と薄くなっていく。
立ち尽くす私に近づきもう一度優しく抱きしめてくれる。
「最後に…私はルチアがどんな決断をしても絶対にあなたの味方だから。
世界で1番愛してるから。
本当はもっともっとあなた達と一緒に過ごしたかった。
大変でしょうけど、アルシュファンの事も頼んだわよ。
ルチア…私の元に生まれてきてくれてありがとう。
私を…母にしてくれて本当に、ありがとう」
お母様の言葉が光が溶け込むように私に入ってくる。
とても温かい。
冷静でいるはずなのに涙は止まらなくて。
でも、私は立たなくてはいけない。
前へ進まないといけない。
私に…全てを守れる力を…!



