区切りがついて一息つくと、地響きがしてその方向を見る。
ルミナスの魔力が消えた…
「レイ!」
「私、駄目だね。いつもルチアに守られてばかり…。
魔力使い果たしちゃった。」
「大丈夫、治癒と同時に私の魔力をあげる。」
「ムーンシャイン」
横たわるレイの身体に、魔力を放つ手に力を集中させて、ムーンストーンと私の魔力を練り合わせる。
バルトラが攻撃してこないのに違和感があり、横目で見ると彼はゾッとするほど不気味な笑みを浮かべていた。
……っ!
なに…これ…今までの非にならないくらい魔力が出しにくい。
ああ、オニキスの魔力が上昇して私のブレスレットも比例しているのだと悟る。
彼の魔力が私の魔力を超えてしまえば完全に私は操り人形となってしまう。
その前にレイを助けなきゃなのに…!
「レイ!しっかり!
絶対に助けるから、見捨てたりしないから!」
「ルチア…私のことやっとレイって呼んでくれた。
嬉しいありがとう」
「これからも呼ぶからお願い諦めないで…!
魔力が…っ」
出ない…!
どうしようここで魔力が切れたらレイが!
ルミナスの魔力が消えた…
「レイ!」
「私、駄目だね。いつもルチアに守られてばかり…。
魔力使い果たしちゃった。」
「大丈夫、治癒と同時に私の魔力をあげる。」
「ムーンシャイン」
横たわるレイの身体に、魔力を放つ手に力を集中させて、ムーンストーンと私の魔力を練り合わせる。
バルトラが攻撃してこないのに違和感があり、横目で見ると彼はゾッとするほど不気味な笑みを浮かべていた。
……っ!
なに…これ…今までの非にならないくらい魔力が出しにくい。
ああ、オニキスの魔力が上昇して私のブレスレットも比例しているのだと悟る。
彼の魔力が私の魔力を超えてしまえば完全に私は操り人形となってしまう。
その前にレイを助けなきゃなのに…!
「レイ!しっかり!
絶対に助けるから、見捨てたりしないから!」
「ルチア…私のことやっとレイって呼んでくれた。
嬉しいありがとう」
「これからも呼ぶからお願い諦めないで…!
魔力が…っ」
出ない…!
どうしようここで魔力が切れたらレイが!



