この人にはバレてる。
デスラストに向かったのはルチアだって。
だから、攻めてきたの……?
「ルチアは……?」
「今更、災いを齎す姉の心配?
お前達が見殺しにしたのに、結果は分かってるでしょ?」
「そんな……っ!」
嘘だ!私は信じない!!
ルチアは生きてる。
だって、行ってきますって……
私におかえりと言わせてくれるのでしょう…?
「私は…信じない。
あなたの中にあるオニキスを封印して、必ずルチアの元へ行く。」
「へぇ、少しは成長したんだ?
でも無駄。お前に俺は倒せない。」
彼を睨む私に、彼は剣を向ける。
震える手で私も、護身用に持っていた短剣を握る。
お願い……震え止まって。
デスラストに向かったのはルチアだって。
だから、攻めてきたの……?
「ルチアは……?」
「今更、災いを齎す姉の心配?
お前達が見殺しにしたのに、結果は分かってるでしょ?」
「そんな……っ!」
嘘だ!私は信じない!!
ルチアは生きてる。
だって、行ってきますって……
私におかえりと言わせてくれるのでしょう…?
「私は…信じない。
あなたの中にあるオニキスを封印して、必ずルチアの元へ行く。」
「へぇ、少しは成長したんだ?
でも無駄。お前に俺は倒せない。」
彼を睨む私に、彼は剣を向ける。
震える手で私も、護身用に持っていた短剣を握る。
お願い……震え止まって。



