ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~

「そんなことが可能なわけ……!

俺たち……いや、あなたもそれが邪魔をしていて不可能だ。」




それはブレスレットのことを指している。
たしかに、弱点を知らない状態だとこのブレスレットが足を引っ張る。


彼が、攻撃しろと言えば嫌でも身体が動いてしまう。



まさに、絶対で最強な能力だけど私が2度その能力を覆した。



その時を思い出すと弱点がわかってしまった。





「バルトラの能力には弱点がある。

その弱点が私。」




「どういうことですか?」



赤髪の少年が食いつく。

彼の瞳からは、戦う意思がはっきりと伝わる。



「―ムーンリベラシオン─解放」



「あんたに私の魔力をわけた。

これで自由に魔力を使えるはず。」