「その、基本性質を剣術に取り入れるのはもう練習段階に入っているの?」




「俺が先に身につけてからになるかな?

俺の軍はジャックに任せてるから、俺と同じ基本性質の者は今度俺が引き受ける感じ。」




アーサーもまた国のために尽くしている。



それだけじゃない。



たまにアーサーは城を抜け出して、騎士団に興味がある子供たちに魔力を自分でコントロール出来るように教えているらしい。



この国の未来を担う子供たちを育てている。



「もし、本当にあんたと同じ基本性質の人が剣に魔力を宿したら…。

この国にとって大きな力になるわね。」